高い耐久性が要求される製鉄プラントや地熱発電用の特殊なオーダーメイドバルブを設計・製造するグローバルカンパニー、株式会社極東製作所。西垣さんは商業高校に進学したものの「小さい頃から工作が好きで、やっぱりものづくりがしたい」と方向転換。「バルブって何？」という状況から着実に技術を身に付け、現在12年目。人の手の感覚が直接反映されるラジアルボール盤など、複数の汎用機械を使いこなし、係長として工程管理も任されている。目標を尋ねると「先輩たちの手ってゴツゴツしてグローブみたい。自分もそんな手になって、満足できるものを作り続けたい」と熱く語る。目指す姿は先輩たちだ。近々、待望の第一子が誕生する西垣さん。これから始まる子育てにも、全力投球する予定だ。

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