厚板の剪断や穴あけなどの金属加工を行う和東産業株式会社。ここで加工した精度の高い鉄板は東京スカイツリーやJR大阪駅など、後世に残る建築物に使用されている。入社8年目の高塚さんは、高圧ガスで溶断するNC加工機を使った剪断や穴あけ加工一筋で、日々仕事に取り組んでいる。「火の作り方とか穴をあけるタイミングは経験がものを言う難しい作業。でも、毎日やっているからこそ改良点に気づくこともあって、そんな瞬間が面白い」。商業高校を卒業後、友人の父親が勤務していた縁もあり、同社に入社。まじめに技術を磨いてきた。「自分が加工した鋼材が、東京オリンピックの新国立競技場など、大きな仕事に使われることを誇りに、仕事に励んでいます」。休日は友達と出かけてリフレッシュしているが、そろそろ一緒に遊びに行ってくれる彼女を募集中だ。

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