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株式会社テックヒサカタ

三宅 翼さん 27歳

2016年10月31日 現在

大物鋳鋼品向けの木型の製作を専門に行う株式会社テックヒサカタ。大規模な木型を製作できるよう、天井が高く広々とした工場は九州でも1、2を争う規模だ。大量の木や発泡スチロールでパーツを加工し、木型の組み立てから検査、出荷までを一貫して行っている三宅さん。高校のデザイン科を卒業後、県外の自動車関係の仕事に就職。震災後に福岡に戻り、職業訓練校で汎用旋盤やマシニングを学んだことで「ものづくりの面白さを更に実感しました」。2年前に同社へ入社してからはコツコツと仕事を覚え、今では大物の組み立ても任される存在に成長。「作った製品がどう使われるかを想像しながら作るのが面白い。特殊な仕事を誇りに思っています」。休日にホームセンターに行くと、仕事に使えそうなものを、つい探してしまうそうだ。

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