鉄道向け分岐器やレールの加工・溶接技術など、オンリーワンの技術で長年に渡り鉄道の安全を足元から支える九州鉄道機器製造株式会社。入社２年目の木原さんは終電後から始発運行まで、限られた時間の中で行われるレールの交換・補修工事に従事。基本的に昼夜逆転の生活だが、「やりがいのある仕事に携われていることが嬉しい」と胸を張る。今ではレール工事だけでなく、鉄道用レールをつなぐ継目板の製造ラインでもオールマイティーに仕事をこなしているが、技術は全て、２年前に廃棄物処理業からの転職後、現場でゼロから叩き込んだ。「ベテランの人に比べて、まだ作業に時間がかかる。もっともっと経験を積んでいきたい」。休日には友人とお酒を飲んだり、海釣りに行ったりしてリフレッシュしている。

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